きょうのDIY 「マイネル カホン DIYキット」、、、まとめ2016/06/08 11:33

きょうのDIY 「マイネル カホン DIYキット」、、、まとめ
 
「マイネル カホン DIYキット」を購入し、組み上げましたが、
組み上げ時の注意点や、構造変更についてまとめておきます。

1.購入品

  「マイネル カホン DIYキット Make Your Own Cajon MYO-CA」
      (購入先:Amazon 価格:¥5,702-)

2.組立ての注意点

 基本的には、取り扱い説明書に書かれていることを守り、組み立てます。
 取説の説明以外に気を付けたことを列記します。

 1)2枚の側板と天板、底板の組立て

  4枚の板は、組立後の木目のきれいさ、まとまりの良さから、
  板のどちらを上下や前後にするかを確認しながら決めます。
  木工用ホワイトボンドで接着しますが、接合部の側板外側を
  きっちり、マスキングテープで保護しておく必要があります。
  塗装を施す面にボンドが付くと、塗装ムラになります。
  もちろん、マスキングテープ上に、はみ出てきたボンドは、
  すぐに、濡れ雑巾で拭き取っておきます。
  マスキングテープは、ベルトで固定後、すぐに剥がします。
  また、説明書通りの場所にボンドを付けるべきです。ホゾに
  ボンドを入れるとサネが奥まで嵌りません。


 2)カホンの打面を止める当て木の接着

  8個も仮止め用のクランプを持っていないので、クリップで、
  仮止めして、接着しました。1個80円程でした。

 3)カホンの裏面の接着

  ここでも、箱を一周するように、マスキングテープを貼ります。
  裏板の面側の周囲にもマスキングテープを貼ります。
  マスキングすると、濡れ雑巾でのボンドの拭き取りも楽です。
  裏面接着時のベルトや押さえ板の使い方も、しっかり、裏面が
  押さえられるように、横木を使う等、よく考える必要があります。

 4)響線部品を取付け

  好みの問題かも知れませんが、キットの構造だと、打点ローの
  位置で、シャカシャカとバズ音が混じります。
  これが気になる場合は、響線を天地逆に取付ける必要があります。
  この場合、付属の響線だけだと不十分なので、スネアを買って、
  ペンチで、半分に切り増設します。
  取り付けるベースになる棒には、断面が△の角材などを購入し、
  適当な太さの棒になるように接着しました。
  スリットの入った「L型アングル」で、響き線の固定位置を調整
  できるようにしました。

 5)はみ出た裏面や打面のパネルの端の切り落とし

  裏面や打面は、箱から少しはみ出るくらいの大きさです。
  はみ出た部分を切り落とすには、「アサリなしの鋸」が便利です。
  「ライフソーHI クラフト145」(ゼット販売)を使いました。

 6)塗装

  私は、メープルやチークのオイルステインで、着色後、速乾ニスで
  仕上げました。
  刷毛で塗るより、布で塗った方が間違いが少ないです。

 7)音色調整

  裏面の穴から、響き線取付け棒の位置調整用L型アングルのネジを
  ゆるめて、打面への響き線の当たり具合を調整できます。
  右手側のフレームのコーナーの内側を削ると、打面の自由度が増え、
  打点ハイでのスネアに振動が伝わりやすくなります。
  響き線の打面への接触位置を中心にして、円を描くように、フレームの
  コーナーの内側を、削りました。
  打面上部と箱との間に隙間をつくる方法もあります。
  タッチ、ハイ、ローで特徴的な豊かな音が出るように調整を続けます。