新年を迎えてから、、 2つの訃報を受け取りました。2018/01/06 13:22

 
辛い正月になりました。

 くり返し、くり返し、中島みゆきさんの「あなたでなければ」を聴いています。

 新年を迎えてから、、 2つの訃報を受け取りました。

 ひとりは、歌を通しての仲間、あと一人は、仕事で知り合った仲間の訃報です。

 その歌仲間は、すい臓ガンの治療を続けてこられた女性です。

  出会いは、ラテン教室で家内が出会い、友人になりました。
  5年前から、抗がん剤治療、重量子線治療を続けてこられました。
  治療は、厳しものでしたが、治療の合間の調子のよい時期に合わせて、
  いろいろなライブて、歌うことを、つい先日まで、続けてこられました。
  私たち夫婦が出る発表会やライブにも、いつも、来ていただきました。
  おやじギャグを飛ばしながら、いろいろな励ましや助言をいただきました。
  シャンパーニュやUNAMASに出演する彼女の姿を身近に見て、
  どれだけ、ライブのステージを近く感じたことか。
  歌仲間であっても、彼女が闘病生活を送っていることを知りませんでした。
  彼女の歌うライブでも、仲間とのトークの中でも、いつも、笑顔を絶やさず、
  前向きな姿勢を崩すことはありませんでしたから、、、
  
    そんな彼女がいなくなりました。  耐えられないです。  

 あとひとりの、、 仕事で知り合った仲間は、、、

  昨日、受け取った年賀状、、 いつもと文面が違いました。
  奥様からの精一杯の文面でした。
  気になり、今朝、自宅に伺い、彼の死を知りました。

  彼は、一匹狼のソフト屋さんでした。
  ソフトハウスに依頼したソフトのまとめを、スピンアウトした彼が
  私と一緒になってまとめ、装置開発を進めてくれました。
  何度、彼と徹夜仕事を続けたか、、 数えきれないです。
  何機種もの装置開発を、私と彼とのコンビで、成し遂げてきました。
  そんな仕事上の関係が、15年、続きました。

  私の退職後は、個人的に、ときどき会って、近況を報告しあっていました。
  数年前、彼が新居を建てたときは、カーテンレールを付けに行ったり、
  LANの配線を新居内に敷設したり、私が行ないました。
  彼の仕事机も、特注で、彼の要望に沿ったものを、私が作りました。
  大型モニターを、4面、壁に取り付くようにようにしたのも、私です。
  奥様の注文で、物干しの高さや、腕の長さの調整も行ないました。

  また、このブログの私の記述に、誤字脱字などがあると、彼から、
  素早く指摘がありました。
  私のステージにも、何度か来て、聴いてくれました。
  彼もまた、ミュージシャンでしたので、耳が肥えていて、ステージ全体の
  コメントをくれたりもしました。

  私の退職後の私的な付き合いを含め、20年、彼と付き合ってきました。
  かなり、お互いに性格を知り合っていたので、仕事上でも、私的にも、
  かなり、厳しい内容の話をしていたと思います。
  
    そんな彼が、いなくなりました。  受け入れられないです。

  でも、御家族が一番つらいんですね。 言葉がありません。