家庭用放射線測定器を使ってみて、、、 ― 2012/03/27 00:15
ホームセンターやドラッグストアで、家庭用放射線測定器が
7千円ほどで売られています。
エステー社の家庭用放射線測定器エアカウンターSです。
半月ほど前、アマゾンで購入して、使い始めています。
震災後5ヶ月間、八王子でアロカ社のサーベイメータを使って
放射線量を測っていた経験から、航空機が飛ぶと急に大きな値が
出たり、風が吹いても値がばらつく、また、時折、大きな値を
示すようなことがある等、短時間の測定では、ばらつきが
非常に大きくなるといった測定の難しさは知っていました。
エアカウンターSも同様ですので、今回も同じ場所で5回以上、
測定を行ない、その平均値を測定値にするようにしています。
また、突発的な値が出た場合、その値は捨てていますので、
ひとつの場所で、20分ほどかけて、測定しています。
ひとつの場所で、電源投入後、予測表示終了後1分待って
一回目の値、その後1分~2分ごとに測定値を読む手順でしょうか。
今回は、測定ごとにリセットしていましたが、上記のようにして
測定回数を、増やしたほうが良いかもしれません。
カウントを、すべて、セシウム137によるものと仮定して値を
表示していますので、このことも頭に入れておく必要があります。
カウンター系の測定器は、エネルギー測定器ではないので、
対象の核種を仮定して、このような換算を行なっています。
きょうは、日野市の日野台の駐車場で、測定してみました。
各測定値は、0.06、0.08、0.07、0.05、0.06μSvで、
平均値は、0.064μSv/h±20%でした。
前述の通り、測定値を大きくする要素がたくさんありますので、
エアカウンターS、実際より、少し大きめの値を示すように思います。
まずは、だだっ広い場所で、落着いて、測定し、それを公的機関が
公表している測定値と照らし合わせて、誤差を認識して、測定値の
評価を慎重に行なうべきですね。
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